皆さんの姿勢はどうでしょうか。
機能の衰えや障害の悪化を防ぐために
いい姿勢を意識して頂きたい!
高齢者は 、筋力が低下してくるため頭の重みを支えて体幹を
まっすぐ保って座ることが困難になります。
そのため、座っているときは骨盤が後ろに倒れた
円背姿勢になってバランスを保っています。
円背姿勢になるとおこること
↓
胸部や腹部が圧迫されて、
・呼吸機能に低下、
・食べ物の吸収が悪くなる
・首を起こす首の後ろの筋肉を過剰に使うため肩が凝りやすい
など、さらにこれらから生まれてくる弊害も多いのです。
適切な姿勢の利点
↓
・呼吸、内臓の働きを妨げない
背骨を支える筋肉の動きがよくなるため
・手を動かしやすくなる
・身体を前方に倒しやすくなる
・普段の動作がしやすくなる
・呼吸機能が正常に保ちやすい
・嚥下機能を正常に保ちやすい
機能の衰えや、障害の悪化を防いで健康的に過ごすためには
普段の生活での姿勢がとても重要ですね。
↑円背姿勢(左) ↑適正な姿勢(右)
赤 重心 青 支持基底面(体を支える面積)
円背姿勢のチェックのポイント
❶骨盤が後ろに倒れて前かがみになっている
(腰のあたりから後ろにもたれている)
❷支持基底面が広い
(もたれて足を前に投げ出している姿勢が多い)
❸顎が前に出ている
いかがでしょうか。スタッフでも当てはまる方が多いのでは、、、
普段意識しない姿勢が円背姿勢となってしまっているので
さあ、かえましょう、というのは 正直難しいものです。
デイサービスでは特に、座っている時間も長いので
ずっとなれない姿勢を続けることもできません。
そうはいっても
痛い苦しいは少なく楽しく過ごしていただきたい・・・
まずは
❶いい姿勢の利点を知って、
❷正しい姿勢を体験してみて、
❸正しい姿勢に必要な筋肉を維持できるよう
な運動をしてみたいと思います。
適切な姿勢とは
❶体の中心(頭頂部、耳、肩、骨盤)が重心にある
(頭のてっぺんにひもを付けて上から引っ張られているイメージ)
(背中を伸ばす)
❷腰から足先までの支持面積の中に重心がある
(足を引いて座る)
❸胸を張る
(肩甲骨をぐっと寄せるイメージ)
❹骨盤を立てる
(おしりを椅子にきちんと収めるイメージ)
(おなかの下をぐっと前に押し出すイメージで)
出来ることから少しずつ・・・
適切な姿勢に使う筋肉を動かす体操をまた別の機会にのせていきたいと思います
お読み頂きありがとうございます
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